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導入事例株式会社日本医学臨床検査研究所様

医療現場を信頼性の高い臨床検査で支え、多くの患者の健康をサポートする日本医学臨床検査研究所様。本社と29ヶ所の拠点をつなぐネットワークが、24時間365日安定して稼動することは極めて重要だ。楽天コミュニケーションズ光と楽天モバイルのハイブリッド型VPNで低価格・高信頼性のネットワーク構築を実現。その経緯と効果についてお聞きしました。

導入前の課題
  • 本社と営業所間のデータ回線が、通信業者の夜間工事や災害等の障害で切れることがあった
  • コストを抑えて安定かつ冗長化したネットワークを構築したかった
 
解決方法
  • 楽天コミュニケーションズ光と楽天モバイルの組み合わせで、ハイブリッド型VPNネットワークを構築
  • 主回線障害時の自動バックアップを設定
 
導入効果
  • 光回線の障害発生時、バックアップ用回線が稼動し、問題なく業務が行えた
 
楽天コミュニケーションズを選ぶ理由
  • 光回線を含め、LTE、専用回線を提供、さらに申込手続きから運用保守までのワンストップソリューション
  • 長年の実績による、業務を熟知した監視・提案、スピーディーな対応
 

導入前の課題

検査データを受信するネットワークを障害時も業務に支障がないように
冗長化したい

Q.まず、貴社についてお聞かせください。

弊社は、1965年創立し2017年12月で53年目を迎える、受託臨床検査事業を中核に、健康・快適・安全・安心をキーワードとする会社です。営業拠点やラボラトリーは現在29ヶ所、主に京阪神を中心とした近畿地方と、中国地方の一部をカバーしています。昨年も2ヶ所の新しい営業拠点とラボラトリーを開設しました。
従業員は、検査部門に約250名、営業部門に約530名、管理部門に約80名(※非正規従業員含む)が在籍し、患者さまから採取した血液や尿、便、組織などを調べる「検体検査」を行っています。

医療現場を信頼性の高い臨床検査で支え、回復を導く治療の力になること、患者さまの幸せにつなげることが私たちの願いです。日々「いのち」に関わる仕事を行っていることを誇りに、ひとつひとつの業務を行っています。 2010年4月に業界最大手の株式会社エスアールエルの子会社となり、現在「みらかグループ」の一員として、グループ企業と協力して挑戦を続けています。

Q.導入前の課題についてお聞かせください。

営業担当者は、毎日、病院やクリニックを訪問して検体をお預かりし、夕方に会社にもどって検査担当者に検体を引き渡します。検査は夜間に当社にある様々な検査装置を使って行われ、翌朝にネットワークを通じて各営業所に検査報告書の体裁で結果データを送信します。この一連の作業を通じて期日どおりに、病院やクリニックに検査結果をお届けしています。

これまで、検査結果をやりとりするデータ回線は大手通信業者の提供するフレッツ回線を使っていましたが、通信業者施設の夜間工事やトラブルで、夜中に通信が途切れることがありました。そうすると、営業担当者が出社しても、お客さまに報告するはずのデータが営業所に送信されていません。病院には、患者さまが検査結果のために予約日に訪問したり、入院中の患者さまが日々の状況を確認するために待っていたりするわけで、検査データがないということは、極めて重大な問題になります。

また、昨今、豪雨などの災害で回線が切れることも多く、遠方の営業所から「豪雨で回線が切れました」と困って連絡がくることもありますが、どうすることもできません。かといって、回線を二重化するとコストは倍になり、トラブルの発生率とあわせて考えると、そこまでのコストをかけるのは難しいと判断していました。また同種の回線では、二重化しても収容局でトラブルが発生すると同じこと。そういった課題に対して、どうにかならないかというのが積年の悩みでした。

最新鋭の各種機器・装置を用いた検査が実施されます。

検査結果を確認し、結果を検査システムに送信します。

解決方法

ハイブリッド型VPNによるネットワーク構築
光回線障害時もバックアップ回線に自動切換え

大手業者の回線サービスが終了になる発表のタイミングで、楽天コミュニケーションズに改善方法がないか相談をしたところ、今回の提案をいただきました。それがハイブリッド型VPNによるネットワーク構築です。
提案内容は

  • 楽天コミュニケーションズ光(タイプS)と楽天モバイルの組み合わせにより、固定回線と無線の回線を融合させた広帯域、高信頼かつ低コストなハイブリッド型VPNネットワークを構築する。
  • 光回線の障害時にはLTE回線がバックアップ回線となり通信を自動的に継続する。

というものです。
トータルコストは従来より安くなるにも関わらず、ネットワークの冗長化ができ、導入について問題は全くありませんでした。

<ハイブリッド型VPNネットワーク図>

ハイブリッド型VPNネットワーク図
  • ワンストップ
    ソリューション
    • 各拠点の光回線を含め、LTE回線、専用回線まで全て楽天コミュニケーションズによる提供であるため、申込手続きから運用・保守窓口まで一社によるトータルマネージメント
  • 回線の冗長化による
    信頼性向上
    • 主回線を楽天コミュニケーションズ光、バックアップ回線を楽天モバイルとすることで、回線の冗⻑構成を実現し、信頼性を⼤幅に向上
    • 主回線の障害時は自動的にバックアップ回線に切り替わり、復旧すると主回線に通信が自動に切り替わるので、ユーザによる手動切替対応は一切不要
  • 24時間365日の
    監視・保守体制
    • 回線、ルータ、通信網に関する不具合の窓口を一本化し、お客さまのビジネスを止めないために、24時間365⽇の体制でサポート
    • VPNルータは全拠点オンサイト保守の対象
  • 無線LANアクセスポイント内蔵の
    VPNルータ
    • 各拠点に設置されるVPNルータは無線LANアクセスポイントを内蔵しており、小規模拠点でのルータ設置場所を考慮することで、HUBスイッチやケーブルの備品が不要
  • 拠点間でパケットシェアが可能
    • 楽天モバイルの契約データ量を各拠点間で分け合うことが可能。また、契約後に容量のプランを変更することが可能

導入の効果

トラブル時も現場は普段どおりに業務を遂行 バックアップのありがたみを実感

ネットワーク構築後、1ヶ月たった時のことです。中国地方のある拠点で、以前のネットワークのままなら大問題になる出来事がありました。
突然、楽天コミュニケーションズのサポート担当から、「拠点の光回線が切れて、バックアップ用のLTEが稼動しています」というアラームがありました。調べてみると、回線業者の手違いで、拠点のフレッツ回線が止められている。しかも再開するには1ヶ月程かかるということでした。ところが冗長化をしていたおかげで、LTEに切り替わり、その拠点では普段どおり業務を行っていました。1ヶ月もの間、拠点で回線が使えないような大事態はこれまで発生したことがなく、想像するだけで大変なことだっただろうと思います。
通信やシステムは安定稼動があたりまえになっているので、今回のようなトラブルが起こると、バックアップがあることのありがたみを実感できました。

今後の展望

24時間365日の業務をワンストップソリューションでスムーズに

今回の拠点トラブルの際、LTEで1ヶ月対応するために、楽天コミュニケーションズに依頼して、即、LTEの容量を最大限に変更しました。これが、ワンストップソリューションのよさで、状況を踏まえてひとつの窓口でスムーズに対応していただけました。

さらに、先日、新拠点へルータを設置するために訪問したのですが「ルータにLTEのSIMとWi-Fiのアクセスポイントが内蔵されているため、その場で回線が通じすぐ業務が行える」と気づいて、便利さを実感しました。これまでは、新拠点開設時、ネットワークの開通まで1ヶ月かかることもあり、開業のボトルネックになることもありましたから。今後も、新拠点が増えることを考えると機動力があがることは、大きなメリットだと思います。

楽天コミュニケーションズとは長い間おつきあいをしているので、私たちの業務を熟知していただいているという安心感があります。私たちの業務では夜間・休日だからと言って容易に回線工事や機器メンテナンスを行うことはできません。医療に携わるため、24時間365日業務は動いています。これらを理解したうえで、日々の監視や提案をしていただき、難しい相談にも、スピーディーに対応をしていただいております。
今後とも、楽天コミュニケーションズとともに、このネットワークで患者さまの笑顔を守っていきたいと思っています。

お客様プロフィール
株式会社日本医学臨床検査研究所
https://www.jcl.co.jp/

  • 受託臨床検査
  • 医薬品・香粧品・食品残留農薬分析
  • 医療周辺機器・医薬品販売 など